曲集やブルグミュラーなどで、
たまに物語を作ってくる宿題を出す事があるのですが、
生徒さんの中に作家さんがいらっしゃいまして…
毎回、毎回その子が考えてきてくれる物語が
すごく素敵で、気に入ってしまい、
しょっ中、物語を考える宿題を出しています。笑
スティリアの女を宿題にした時の物語が
ある女の子がダンスの舞台を観に行き、
優雅なダンスに惹かれ、お家に帰って独学で練習します。
1・2・3… 1・2・3…
女の子は
「いつかスティリアに行ってダンサーになる!」
という夢を抱きながら毎日練習します。
そして、スティリアに行く日がきて、
舞台では夢が叶った嬉しさを噛み締めながら踊る
というようなお話。
簡潔にしているところはありますが…
小学5年生なのですが、
間の「1・2・3、1・2・3…」
という文を差し込んでくる文章のうまさ…!
すごく感動する物語でいつも大絶賛!
将来、芥川賞、直木賞がアンダンテから出るかもしれません…!笑