アンダンテピアノ教室の公式ホームページです。和歌山市内の木ノ本教室と中教室で、就園前のお子様からご年配の方まで幅広く指導しています。

ブログ

2019-06-21 18:20

宮原先生より☆



毎日暑いですね…本格的に夏の日差しになってきました。

先日ブログには森脇千尋先生が初登場されましたね(*_*)

そうなんです、千尋先生とは僕が中学校時代からの音楽仲間で⭐️
お互いに音楽の道を歩み、切磋琢磨し、こうして今同じ音楽教室の先生としてお仕事できること嬉しく思います。


さて、発表会も1ヶ月後に迫りました。

そろそろ本格的に暗譜に取り掛かっている頃と思います(^^)

ところで、皆さんはこれまでどんな演奏に心動かされましたか?^ ^

何年か前、有名な某ピアニストのコンサートを聴きに行った時、ショパンの幻想曲という曲の途中でそのピアニストは完全に暗譜がとんでしまい何秒か空白の時間が流れてしまったという演奏を聴きました。

それまでも、それ以降も暗譜を完璧に、そしてミスも少なくその幻想曲という曲を弾く音大生やピアニストの演奏を聴きましたが、僕が今まで聴いた演奏で、その暗譜がとまってしまったピアニストの弾く演奏が一番心に響きました。


生演奏は何が起こるかわかりません、でも確かなことは、人の心に響く演奏とは、ミスの少なさや単に楽譜通り正確に弾く演奏ではないということです…。


失恋を経験したことのない人に失恋をテーマにした作品の真髄は表現できません、苦しみを味わったことのない人に本当の苦悩の表現はできません。


間違えずに弾くことも大切ですが、今弾いている曲を通して聴いてくれる人に何を感じてほしいのかを考えて練習に取り組むことが大切ではないでしょうか
(僕自身の日頃の課題であります(*_*))


そのためには豊かな人生経験が必要ですね、日頃からいろんなことを吸収し、感じ、それを音楽に吹き込んでください^ ^

後1ヶ月、聴いてくれる人の心に響く演奏を求めて頑張りましょう!!

最近合間を縫ってピアノを弾く際の人体工学について改めて勉強しています⭐️

写真に載せている本はそのお供…^ ^