アンダンテピアノ教室の公式ホームページです。和歌山市内の木ノ本教室と中教室で、就園前のお子様からご年配の方まで幅広く指導しています。

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2021-01-12 20:26

ちひろ先生より☆



寒い日が続いていますね…!!
しっかり防寒をして、お過ごしください。
私も身体に気をつけたいと思います。

私も、今週からお休み明けのレッスンが始まります(^^)
生徒さんと元気にお会いできること、とても楽しみにしています!
 
さて、お正月休みのときに、レンタルした映画をお家で2本観ました。
どちらの作品も、ピアニストのお話で以前から気になっていました。

まず1本目は「戦場のピアニスト」。
ショパンの名曲が随所で使用されている、と作品紹介で書かれていて興味を持ちました。

特に印象に残る場面は、戦争真っ只中のポーランドで爆撃や爆風を受ける中、主人公のピアニストがラジオ放送のためにピアノの演奏をしているシーン。
その時に演奏している曲が、ショパンのノクターン第20番遺作です。
人々の悲鳴と爆音が鳴り響く中で、主人公がその場に留まって演奏を続けるのですが、悲しみと怒りを表すかのような美しくも儚い音色が胸に刺さりました。

第二次世界大戦の歴史を忠実に再現する場面があり、見るのが辛くなるシーンも多いのですが、戦争の残酷さとその時代を生きたピアニストの葛藤が伝わる映画だと思います。

2本目は「海の上のピアニスト」。
この作品の音楽監修はニュー・シネマ・パラダイスの作曲で知られている、イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネです。
主人公は豪華客船で産み捨てられ、黒人船員に育てられます。
生まれた年代から取り、名前を1900と名付けられました。
そのため、この映画のサウンドトラックも「The legend of 1900」というタイトルで発売されていて、映画の音楽を振り返ることができます。

ジャズの要素もある愉快な音楽から、深く包み込むような哀しげな音楽まで、その多彩さに感動します。
映画を観終わってから、ピアノで弾ける楽譜があることを知り、思わず注文してしまいました。
先日届いたので、時間があるときにゆっくり譜読みをしています(^^)

映画のレビューのような内容になりましたが(笑)、また色々な作品を探してみたいです!