発表会講師演奏♪
私はショパンのノクターン第1番を演奏します☆
ショパンのノクターンと聞いて、殆どの人が真っ先に思い浮かぶのは、かの有名な第2番かと思います。
幾つか立てていた候補の中で。
ノクターン第1番を選んだ理由は幾つかありますが。
私自身が大好きな曲の1つであること。
第2番とはまた違った魅力があるということ。
等々です☆
ノクターン第1番は変ロ短調の曲ですが。
最後は「ピカルディ終止」や「ピカルディの三度」と言われる形で終わります。
分かりやすく言うと、短調の暗い雰囲気の曲が、最後は長調で明るくなって終わる、という感じです。
ピカルディ終止は主にバッハの曲でよく見られることかと思います☆
どこか切なくて、哀愁漂うこの曲ですが。
ただ物悲しいだけでなく、美しさや儚さもあって。
最後はほっとするような、光が差し込んだような。
そんな気持ちになります。
YouTube等で聴き比べをして頂くとよく分かると思いますが、テンポ感や間の取り方、複雑な右手の連符の入れ方…
等々、演奏者さんによって様々です。
どれ位のテンポ感で、どこをたっぷり歌って…
等と恐らくギリギリまで悩むことになるかと思いますが…。
あーでもない、こーでもない、と悩みながら。
練習を重ねる中で、自分の中でこれだ!!と思うものを追求していけたらな、と思います♪