アンダンテピアノ教室の公式ホームページです。和歌山市内の木ノ本教室と中教室で、就園前のお子様からご年配の方まで幅広く指導しています。

ブログ

2015-07-26 21:33

良子先生より☆



ギリシア神話、ナルキッソス☆

発表会が近づき、亥のように、発表会のみに向かって走っている、良子先生です♪

ちなみに、亥年ではありません。

上が19歳、下も19歳の巳年です(笑)
最終レッスンとなってる今週。

追い込みをかけて、暗譜が出来た子♪
憧れの、自分の思い描く曲風を追いかける子♪
家では出来たのに~!と悔しがる子♪
暗譜が危なくて、不安な顔をしながらも、あと、何日あるから粘るわ!と言い聞かせて、震いたたせる子♪
私が、上手に弾けてるよ♪と言っても、自分の演奏ができてないと納得しない子♪


色々な気持ちを、演奏を受け止めながらのレッスン。

もっと、何か言えないか、上手になるための方法の言葉。
そして、もっと、何か言えないか、精神的に安心出来る魔法のような言葉。


何年も発表会してるのに、ピアノの先生してるのに……。

正直、自分に歯痒いです。

皆が年々、大きくなるごとに、上手になる度に、私も大きく成長したいのに。

このブログを読んで、少しでも追い込みの役にたてるように。

出来上がりが間に合わない子は、ゆっくり練習すること。
暗譜が危ない子は、ゆっくり練習すること。
出来上がった子は、ゆっくり練習すること。

皆に言えることの1つは、ゆっくり練習する事の意味を自分で気づく事☆

間に合わない子は、焦って速く弾いて崩れるより、手がついていく速さで練習♪

暗譜が危ない子は、楽譜を見て、歌える速さで練習♪

出来上がった子は、もう一度楽譜に何が書かれてるか、どんな音を自分は鳴らしてるか、聴いてゆっくり練習♪

基本に戻る☆

本番のテンポばかりしてると、楽譜も見れない、手も見れない、自分の音も聴けない。

自己満足、自己陶酔ではない練習を。

写メは、ギリシア神話のナルキッソスです♪

ナルキッソスは、湖にうつった美しさに見とれ、儚く命を落とし、可哀想だから水仙に生まれ変わったと☆

ナルシストの語源ですね☆

ゆっくり練習の奥に何があるのか、意味を、先生の求めてる事を自分で気づけますように☆