私事ですが、今月をもってアンダンテピアノ教室を辞めさせて頂くことになりました。
今日が最後のレッスンだったのですが、未だに実感がないのが正直なところです。
しんみりしたブログは書くな!と佐野先生からの難題をお受けしたので、
何を書こうか考えたところ、
今だから言える事をふまえて今日までの出来事をツラツラと長々と書いて
このブログの画面一面を私のブログで埋め尽くしてみようと思います。笑
見た瞬間、「なんやこれ!」と思ってもらえたなら幸いです。
勤務歴は8年くらいかと思います。
8年前、佐野先生と出会い、
「藤戸台へ教室、一軒家であるから」とお誘い頂きました。
その時、私の中では藤戸台の綺麗な家を想像していました。
一度教室へお邪魔させてもらう事になり、ナビ通りに教室へ来たものの、
藤戸台じゃないなぁ?合ってるんかなぁ?
と中教室の前を通り過ぎ、奥の新しいお家を見ていました。
佐野先生に電話をして、案内され辿り着いた所は私の想像とは全く違った教室でした。
「飾りとか何でもして良いから!」
とお言葉を頂き、これはもう頑張らねば!となりました。
幼い頃、工作が好きだったのを思い出しながら、折り紙や画用紙などで作り、
限界がきたら保育士している友達に作り方教えてもらったり
レッスン以外の時間は教室装飾や掃除に力を注ぎました。
私と佐野先生を繋げてくれたスタッフのダンディさんも含め、
ピアノ教室とは!から始まり、ビシバシと毎日毎日鍛えてもらいました。
よく佐野先生と毎日レッスン後に電話をして
次の募集は… レッスンで困ってない? 今日のレッスンどうやった?
などお話をしていたので、
母に「晩御飯の途中で長い電話…(食器が)片付かへん。」と叱られてました。
でも、叱られてもそれ以上にピアノの先生が出来ること、教室を作っていく事がワクワクしていました。
あ、たまにイレギュラーで朝電話がかかってくる事があり、
「まだ声が寝てる」と指摘頂いた事もありました。
ここで人間の三大欲求の1つである睡眠を見直す事に。
他には、生徒さんの喜んでくれる顔、ビックリする顔見たさに
生徒さんの学習発表会に行ったり、バレエの発表会見に行ったり
レッスン以外の大切さを教えてもらい「休みいらないです!」と言うほど
疲れ知らずで無我夢中で
生徒さんを想う気持ちは誰にも負けない!という気持ちでいました。(気持ち悪かったらごめんなさい。)
生徒さん達のビックリした、喜んでくれたその時の表情は未だに思い出せます。
佐野先生に「休みは必要やで」
ある保護者の方に「先生は先生の時間大切にして良いんですよ」
と言ってもらった時、その時はその言葉がピンとこなかったのですが、
1年後、「休み大事。休み必要。」と私の中でなり出します。
それでも結婚・出産するまで週1日のお休みでやってこれたのは
ピアノの先生の仕事が楽しく、何よりアンダンテの方々、可愛い生徒さん達と温かい保護者の方々に恵まれたからだと思います。
暇さえあればジッとしていられなく、
中教室やシカゴ教室の草や木を刈ったり、クリスマスの装飾をしたり…
発表会には北野先生を道連れに、突然着ぐるみを着だしたりとやりたい放題させてもらいました。
中教室にGが出たりコウモリが出たり…
玄関のドアが外れて帰れなくなったり…悲惨な事もありました。
Gが出た時は、保護者の方に退治してもらったのですが、
佐野先生に報告したところ、
「そうやって母は強くなっていくんよー!あんたもなるんやで〜」
と。
私、今母になりましたが、まだ退治は出来る気しません。。
たくさん数えきれないほどの思い出と成長させてくれた場を離れるのは
とても悩ましく、悲しく、、
どちらの選択をしようにも何か諦めなければならなく、
未だにこれで良かったのか?と思うほどです。
たくさんの方々にピアノを教えさせて頂きましたが、
教えて頂くことの方が多く、今私が私でいられるのは今まで出会ってきた方々のお陰です。
産休まで取らせてもらい、ご迷惑をおかけしたにも関わらず、
私の未熟さで我儘申して申し訳ありません。
GMさん、発表会の時、「無理せんようにな!」と言ってもらっていたのに
こういう結果になって申し訳ありません。
アンダンテの先生でいられて幸せでした。
また街で会った時は声かけてください♪
皆様、ありがとうございました♪