お久しぶりです(^^)
今日で5月も終わりですね。そろそろ熱中症にも気をつけないといけない季節がやってきました。
生徒の皆様は発表会に向けて曲を少しずつ仕上げていかれていることだと思います^ ^
全く関係のない話ですが…自分は最近ドラゴン桜2というドラマにハマっており、これが本当に名言連発の深く考えさせられる良いストーリーで…笑。生徒さんや先生方の中にもご覧になられている方多いのではないでしょうか?
これは東大合格をめざして奮起する学園ドラマなのですが、阿部寛さんの迫真の演技から飛び出す一言一言のメッセージには物凄い説得力があります(*_*)
例えば、学習において「なぜその単語にそのような意味があるのか」等、ただ暗記するだけではなく本質を捉えて考える思考力こそが大切だということ。
これはピアノの練習や音楽を学ぶ上でもとても大切なことだなと思います。
例えば、私たちが日常から当たり前のように使っている音楽用語の中にLargo(ラルゴ)とLento(レント)という、どちらも大まかに捉えるとゆっくりという意味合いを持つ言葉があり、頭の中でごちゃごちゃになることがよくあるのですが、本来のイタリア語の意味を辿っていくとその言葉の微妙なニュアンスの違いが見えてきます。
例えばラルゴは元々イタリア語でゆっくりというような意味はなく、例えば「服がラルゴ」というと「服がブカブカ」いうように、幅広い横の広がりや余裕のある空間を表現する時に用いるようです。
一方、レントは元々ゆるさを表す言葉のようで、「レントな火で調理する」というと「弱火で調理する」というようにイタリア語では用いられます。
このように音楽用語の元となった言葉を調べてみることで、同じような意味だけど何が違うの?という疑問が解決され、作曲家がどのような意図をもって敢えてそちらの用語を書いたのかが分かり、スッキリを味わえるようになります…笑。
(今紹介した内容等は全て上の写真の本に載っています。他にもなるほど〜が沢山詰まっていて超オススメです!!)
「感動を伴わない知識は知恵とならない」
これは僕の教育に携わる上での座右の銘です^ ^
ピアノにしても、勉強にしても、生徒さんには常に感動体験と共に学んでいってほしいなと思っています。