ヴァイオリン百瀬です★
さてさて、今日はヴィオラのお話…
皆さん、ヴィオラっていう楽器、ご存じですか?
『ヴァイオリンのおっきいやつ!』
『チェロの隣で弾いてる?』
などのイメージはあるかもしれません♪
どちらも、正解!ヴァイオリンよりも一回り大きい楽器です。
一回り大きいだけの楽器ではなくて、出せる音も違います★
ヴァイオリンの低い弦(線)よりも、さらにもう1つ低い弦が張ってあり、
ヴァイオリンの1番高い弦はヴィオラにはありません!
どちらも4弦ですが、弾ける範囲が違うんですね★それぞれ役割が違うんです。
ちなみに、今日の画像、ハ音記号、又はアルト記号と言いますが、これがヴィオラ楽譜の基本の記号になります!
この写っている音符の場所が皆さんイメージする『普通のド』です(笑)
ト音記号だと『シ』の場所ですよね!
このように、楽譜の読み方も違うヴィオラ。
奏者の中にはヴァイオリンからヴィオラに転向した、と言う方も多くいらっしゃいます。
確かに、奏法は似ているところもありますが、楽器が大きい分、左指の押さえる間隔も広い!手の大きさや力もヴァイオリンよりも必要になってくるんです★
低く響きのある音や、オーケストラや室内楽でのメロディを支える内声…全体をキープするリズム感…
ヴァイオリンからすぐの転向は難しくても、憧れる方は意外に多いんです★
先日、久しぶりに大学の同期と会う機会がありましたが…
『ヴィオラ始めてね〜』
…!羨ましい…!私もぜひやりたい!
『あの低音と『合わせてる!』という感覚が凄く楽しくて…!ハ音記号も慣れるまでは大変だったけど、慣れだよね〜(笑)』
という話で盛り上がりました(笑)
ヴィオラという楽器、少しは知ってもらえたでしょうか?
アンサンブルでも目立つ箇所は多くないかもしれないですが、とっっても重要で難しい、縁の下の力持ちなのです!!
もし、このブログを読んでいただき、弦楽器のアンサンブルを聞く機会がありましたら、ヴィオラという楽器にも是非!是非!目を光らせて見て聞いてください♪
ヴァイオリンのおっきい楽器、だけではなく、もっともっとおっきい仕事をしているはずです…♪