寒さがここ数日は和らいでいますね。
この後に関東は冬の嵐が来るとニュースでは言われていますが、関西は大丈夫なのでしょうか…。
今日は以前よりブログでもお話させて頂いている、ブルグミュラーの講義に行ってきました。
全部で5回の講義で、今日が最終回でした!
毎回、曲の全体的な構成や大事なことの説明があり、その後に各曲の細かな注意や弾き方のアドバイスを、先生が実際に弾いてくれながら教えてくれます。
今日は最終回ということで、今までのまとめに最適な曲になっており、
その中でも24番「つばめ」と25番の「乗馬」が印象的でした。
まず「つばめ」ですが、この曲は手が交差する動きで弾く曲です。
左手のバスは8分音符、そして交差した後の高音部分は16分音符になっているので
それぞれのタッチの違いを明確にしなければならないこと。
この曲を弾いていた当時は音符の長さを気にすることなく、交差する曲というだけで
テンションが上がった記憶があります!(^^)
そして「乗馬」は、日本名のタイトルでは
よく「貴婦人の」と記載されると思うのですが、今回の講義の中では少し違っていました。
原語でのタイトルは「La chevaleresque」
というフランス語で、
騎士道的な、という形容詞の意味に「la」という女性名詞が付いています。
ここで翻訳のズレがあり、
「貴婦人」というよりは「男装した麗人」のイメージの方が合っている、とのことでした。
今まで、貴族の婦人が教養の嗜みとして乗馬を楽しんでいる様子をイメージしていたので、このことは私にとっては少し衝撃的でした。(°_°)
写真は、ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」のスコア表紙絵です。
イメージに近い女性像を探したのですが、
ワルキューレとは「戦場において死を定めて勝敗を決める女性的存在」の意味なので
ここまで勇ましくなくて良いのかな?と思いつつも選んでみました(笑)